パウンドケーキが膨らまない方必見!パウンドケーキ、失敗しないコツ。
パウンドケーキ膨らまない。
そんな失敗したことありませんか?
材料も作り方もシンプルですが、
パウンドケーキは実は意外とコツが必要な
奥の深いお菓子です。
前回うまくいったのに、
同じレシピで今回はうまくいかなかった
という経験はよくあることではないでしょうか。
でも大丈夫!いつでもうまくできるよう
パウンドケーキ、失敗しないコツをお伝えします。
パウンドケーキの主な材料は
バター、砂糖、卵、小麦粉の4つです。
作り方はいろいろありますが、
よくレシピに採用されている
シュガーバッター法での失敗に
スポットを当てて紹介します。
シュガーバッター法とは、
バターと砂糖を泡立て、
卵と小麦粉を順に加えて混ぜ合わせる
パウンドケーキの作り方です。
この作り方の失敗の1番の原因は生地の分離です。
生地を混ぜていく工程で生地がモロモロとまばら模様になったという経験ないですか?
それが分離です。
分離すると生地は膨らまず、油っぽい食感になります。
では、
そもそも分離って何?
分離しないためにはどうしたらいいの?
膨らませるコツは?
そんな疑問にお答えするため
パウンドケーキ、失敗しないコツを一つ一つ解説していきます。
1、分離って何?
パウンドケーキの材料は
主に、バター、砂糖、卵、小麦粉の4つです。
分離とは、バターと砂糖、卵を合わせる際、
生地がよく混ざらないことです。
バターは油分で卵は水分。
バターと卵を一度に合わせると油と水が混ざることになり分離します。
では分離しないためにはどうすれば良いでしょう?
2.分離しないためには?
混ぜ合わせる際以下の点に注意します。
①バターに卵を加えるとき、
卵は少しずつ加えて混ぜ合わせます。
混ぜ合わさることを乳化といいます。
乳化してから次の卵を加えて、
少しずつ混ぜ合わせていきます。
②卵は室温に戻します。
卵の温度は20度から23度に。
冷蔵庫から出したての卵は冷たいため、
バターに合わせるとバターが冷えて混ざらずに分離してしまいます。
③卵はよく溶いてから加えます。
卵黄は中に含まれる油分レシチンが乳化剤となり
分離しませんが、卵白は水分が多く分離します。
卵をよく溶かないと卵白がドロンと一度に多く入ってしまい分離します。
④バターを柔らかい状態にします。
温度で言うと20から23度。
手で軽く押すと凹む硬さにします。
3.膨らませるコツは?
①バターを白っぽくなるまで泡立てる。空気を多く含ませます。
バターが空気を抱え込む性質を
「クルーミング性」といいますが
バターが20~23℃の温度がクリーミング性を発揮し、膨らむもとになります。バターが溶けて液状になるとクリーミング性は失われるので、液状に溶けないよう注意が必要です。
②ベーキングパウダーなどの膨張剤を加える。
確実に膨らみますが、気泡が多くなるため、
パサつくというデメリットがあります。
まとめ
パウンドケーキが膨らまないのは分離が原因です。
分離しないためには
①卵を少しずつ混ぜる。
②バターの温度と卵の温度を20度から23度に合わせる。
③卵をよく溶いてから加える。
膨らませるには
①バターを白っぽくなるまで泡立てる。
②ベーキングパウダーなどの膨張剤を加える。
バターに空気を含ませると
卵と合わせた時乳化しやすくなります。
今回、
シュガーバッター法のパウンドケーキ作り
についての注意点をお伝えしました。
分離しないよう気をつけて作ってみてくださいね。
ただし各々のご家庭で作る場合、
キッチンの環境によってより工夫が必要になる場合や
レシピによっては分離してしまうこともあります。
講座生にはもっと深掘りしてコツをお伝えして、
プロのような仕上がりになるようお菓子作りを教えています。
もっと知りたいという方はぜひ体験レッスンにお越しくださいね!
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