数あるブログの中から、
千葉市 ドイツの焼き菓子とタルトの教室
「お菓子教室まりあんな」の
ブログを開いていただきありがとうございます。
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彼や子供のバースデーを、手作りケーキでお祝いしたい!と
レシピを見ながら作ってみるけれど
思ったよりふくらまず、ぺったんこ!
食べてみたら、硬くて飲み込みにくくて
レシピの写真と出来上がりが違う!!!なんて
がっかりしたことはありませんか?
実は、ケーキの勉強をする前の私がそうでした。
ふくらんだり、ふくらまなかったり・・・
「プロのようなケーキは自宅で作るのは無理!買うのが正解!」
と諦めていました。
でも、お教室でケーキ作りの3つのコツを教えてもらった途端
ふっくら柔らか、しっとりケーキが安定して作れるようになったんです。
もう目から鱗!天地がひっくり返るほど驚きました!
今日は、以前の私のようにお困りの方へ
スポンジケーキ共立て必勝法の3つのコツを紹介します。
ぜひ、美味しいケーキづくりにお役立てください。
スポンジケーキを確実にふくらませる3つのポイント
スポンジ作りって材料がシンプルなだけに意外と難しいんですよね。
生徒さまからも質問されることが多いため、
ブログをご覧いただいている方の中にも、お困りの方がいらっしゃるかなと思います。
なので、結論から言いますね。
ふくらませる3つのポイントは
1 卵の泡立て方
2 生地の混ぜ方
3 バターの温度
これさえ気をつければ、おうちのケーキが
お店レベルに格上げしちゃいます。
では、具体的にどうしたらいいのか?を
一つ一つ解説していきます。
ポイント1:卵の泡立て方
スポンジケーキを成功させる最も重要なポイントは、
卵をしっかりと泡立てることです。
では、しっかり泡立てるにはどうしたらいいでしょう?
コツは『卵の温度を40度』の温度に温めて泡立てることです。
理由は卵の温度が低いとなかなか泡立たず、泡立て不足になりがちだからです。
そこで、卵を入れてボウルをお湯に当てて温めてから泡立てます。
1.ちょっと深めのフライパンなどに水を入れ火にかけて、そこに気泡が出るくらいまで温めます。(60℃くらいの状態です。指を入れられるけれど『アツッ』とすぐに指を出したくなるくらいの温度)
2.ボウルに全卵とお砂糖をいれ、1のお湯にボウルを入れて、ぐるぐる混ぜながら40℃くらいに温めます。(40℃は指を入れて感じないか温かめくらい。人肌よりやや温かめ)
3.ミキサーを高速で泡立てます。
ハネですくってボウルの生地の上に落とした時に落とした生地の跡が残るくらいまでしっかり泡立てます。
4.ミキサーを低速に落とし、1分ほど回してキメを整えます。
~*~*~* 古い卵は離水しやすく、きめ細かい生地になりません。
卵の色が濃いほど、栄養価も高くなるので、ぜひ良質で新鮮な卵を使いましょう。~*~*~*
ポイント2: 生地の混ぜ方
卵を泡立てた後の生地の混ぜ方にも注意が必要です。
なぜなら、混ぜすぎても混ぜなさすぎても
ふくらまない原因となるからです。
コツは混ぜ方と、どれくらい混ぜるか、です。
1.混ぜ方のコツ
必ずゴムベラに持ちかえて、真ん中からすくって返すように
ゴムベラを動かし薄力粉を生地になじませていきましょう。
ゴムベラは寝かせず、立てながらさっくりと切るように入れて
生地を掬い上げて、やさしくひっくり返します。
2.どれくらい混ぜるか?
怖がって混ぜなさすぎも失敗の原因となります。
ちょうど良い出来上がりは、ゴムベラで掬い上げた生地が
リボン状に落ちる状態です。
~*~*~* まずは、20〜30回混ぜて状態を確認して、
ボタっと落ちる時には、さらに10〜20回と
回数を少しずつ増やしながら確認してください。~*~*~*
ポイント3: バターの温度
卵を泡立てて、薄力粉を入れたら、最後にバターを入れて混ぜます。
この時のバターの温度も重要です。
バターは湯煎にかけて50℃ほどに温めたものを入れましょう。
理由は、
バターの温度が低いと混ざりづらくて、何度も混ぜることになり
泡立てた生地内の気泡を潰してしまうからです。
50℃ほどに温めたバター液を入れて手早く生地と混ぜましょう。
~*~*~* 不安な方は、生地をゴムベラですくって
バターの入れ物に入れて混ぜてから、
生地に戻すと馴染みやすく、ボウルの底にバター液が溜まった
なんて心配がありませんよ。~*~*~*
まとめ
今日は、プロのようなふっくらしたスポンジケーキを作るコツをご紹介しました。
ポイント1 卵の泡立て方
コツは、40℃くらいに温めてから、
落として跡が残るくらい泡立てることと
最後に低速で1分ほど泡立ててキメを整えることです。
ポイント2 生地の混ぜ方
コツはゴムベラに持ちかえて、真ん中からすくって返すを
繰り返すように混ぜましょう。リボン状になったら手を止めてください。
ポイント3 バターの温度
コツは、バターは湯煎にかけて50℃ほどに温めたものを入れましょう。
最初は面倒に感じるかもしれませんが、
一度この方法で作るとそのおいしさにハマります!
この方法をお伝えした方は
卵と粉、砂糖、少量のバターがあればできるので、
『おうちにある手頃な材料で
美味しいケーキが食べられるなら
このひと手間はやる価値あり』
と口を揃えて仰っています。
この失敗しない3つのポイントを守れば、
誰でも美味しいスポンジケーキを作ることができます。
家族の誕生日や記念日、友達とのお茶会などにとても喜ばれる
手作りでも定番中の定番のスポンジケーキ。
生クリームをたっぷりに季節ごとに、いろいろなフルーツをのせて
アレンジしたり、チョコクリームでコーティングして
チョコレートケーキにしたり、アイスクリームと一緒にパフェに使ったり
シンプルなので、一度覚えると大活躍します。
スイーツ好き、手作り好き、
安心して食べられるスイーツを家族に食べさせたい方の
お役に立てれば幸いです。
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ドイツ菓子教室『まりあんな』では、
『なぜ?がわかるから一人でもできる。失敗しないお菓子作りを』を
コンセプトに、『復習できる動画教材』をお持ち帰りいただけるレッスンを開講中です。
このブログのように、温度管理で簡単にできるようになるコツなど、
ご自宅で再現してもらえるように、丁寧にレクチャーしております。
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