パウンドケーキとは
パウンドケーキはバター・砂糖・卵・小麦粉の4つの材料を同じ割合で配合させたイギリスのお菓子です。
それぞれの材料を1ポンド(1pound=約454g)ずつ合わせて作ったことから「パウンドケーキ」と呼ばれるようになりました。
初めてのお菓子作りでチャレンジする方も多いパウンドケーキ。
プレーンからチョコ、紅茶、抹茶などバラエティに富んでいて様々な味を楽しむことができます。
今回は、誰でも簡単に美味しく作れる基本のパウンドケーキレシピを紹介します。
使用する主な道具
- パウンド型(18cm×8.6cm×6.3cm)
- クッキングシート
- ボウル
- ハンドミキサー
- 泡立て器
- ゴムベラ
- 粉ふるい
- ケーキクーラー
- オーブン
- 竹串
材料(18cm×8.6cm×6.3cmパウンド型 1台分)
材料 | 分量 | 備考 | |
---|---|---|---|
a | 無塩バター | 90g | 室温に戻す |
b | 薄力粉 | 80g | bは合わせてふるう |
b | アーモンドプードル | 10g | bは合わせてふるう |
b | ベーキングパウダー | 1g | bは合わせてふるう |
塩 | 0.3g | bと合わせる | |
c | 水あめ | 10g | |
c | 粉糖 | 90g | |
c | 卵 | 90g | 室温に戻す |
下準備
バターと卵
無塩バターと卵は室温に戻しておく。(室温の温度は20〜23℃位)
バターの目安は指で軽く押すと凹む硬さ。
バターが空気を抱え込む性質を「クルーミング性」といいますが、バターが20~23℃の温度がクリーミング性を発揮し、膨らむもとになります。バターが溶けて液状になるとクリーミング性は失われるので、液状に溶けないよう注意が必要です。
卵は室温に戻して、砂糖やバターと混ざりやすくしておきます。
パウンド型とオーブン
パウンド型にクッキングシートを敷く。
オーブンを天板ごと180℃に予熱しておく。
作り方
1.
卵をボウルに入れて、泡だて器でほぐし粉糖と水あめを加える。
2.
1を粘りが出るくらいまで、円を描くようにぐるぐる混ぜ合わせる。
3.
別のボウルに無塩バターを入れ、ゴムべらでなめらかにほぐす。
4.
3にふるいにかけた粉類(bの材料)と塩を合わせて2度に分けて加え、都度ゴムベラで空気を含めるようにぐるぐる混ぜ合わせる。
5.
2の卵の液を3回に分けて加え、都度ゴムベラでぐるぐるとよく混ぜ合わせる。
6.
ボウルのまわりの生地もすくい取りながら、ボウルの底をさらって返すようにしっかり混ぜる。
7.
型紙を敷いたパウンド型に生地を流す。
8.
予熱しておいた180℃のオーブンで、40分〜45分焼く。
9.
真ん中に竹串をさして生地がついてこなければ焼き上がり
10.
焼けたパウンドケーキを10センチほど上から落とし、蒸気を抜き、型から外す。
11
お湯 大さじ1、砂糖 大さじ1、ラム酒 大さじ2分の1を混ぜ、刷毛でパウンドケーキの表面に塗り、ケーキクーラーに乗せて冷ます。
12
完成!
【粗熱がとれたらラップでくるむと乾燥を防げます】
最後に
今回のパウンドケーキのレシピは「フラワーバッター法」と呼ばれる簡単パウンドケーキの作り方でご紹介しました。
ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
シュガーバッター法のコツについては、下記の記事も参考にしてください。
一人で作っても、上手くいかない場合は、ぜひ体験レッスンに参加して、上手く作るためのコツを聞いてくださいね。オンラインレッスンもありますよ。