「ドイツ旅行を考えていますが、ドイツ旅行にオススメの季節はいつですか?」と、レッスン中に生徒様から質問を受けました。
1年間ドイツに滞在した私の経験から言うと、ドイツ旅行を楽しむ良い季節は、初夏が一番と私は考えます。5月~8月辺りがオススメです。
理由は、昼間の時間が長いからです。6月の夏至は日の出が朝4時半頃、日没は夜の9時半頃です。
ドイツは日本よりずっと緯度が高いため、夏は日照時間が長くなります。ドイツに夏時間があるのもそのためで、初夏は夜でも22時頃まで明るいのです。
夜に出歩いてビールを飲んでも、日本の時間帯で例えると「明るい夕方の時間」ぐらいの感覚で、とにかく1日が長いです!

忙しくて長期の休みを取れないことが多い私たち日本人は、旅行期間中、少しでも長く1日を満喫したいですよね。初夏に旅行をすると、1日が長いので得をした気分になれます。
晴れの日が多いのもドイツ旅行を夏にオススメする理由の一つです。
一方冬は極寒で、日照時間がとても短い上に曇りの日が多いので、私は気が滅入りました。
夏に旅行する際の注意点は、明るいからと言って夜、羽目を外して住宅街で大声を上げないことです。

ドイツ人にとっては、明るい夜も驚くことではなく日常なので夜21時には就寝中の方もいます。
私はドイツ滞在中、ホームステイ先のホストファミリーを起こして怒られたことがあります。
お酒が入っていたこともあり、体感では夕方の4時ごろ(実際は夜の10時ごろ)かと勘違いし、大声で「ただいまー!ただいまー!(静かだけど)みんないるのー?」などと叫んで、飛び起こされたホストファザーから、何ごとかと睨まれてしまいました。
日没が遅いとたっぷりと観光も楽しめて、夜は美味しいお酒がゆっくりと飲めます。
ぜひ初夏のドイツ旅行を満喫してほしいです。