レッスン中、生徒様から「ドイツの家庭料理について教えてください。夕飯に冷たい料理を食べるのですか?」と質問を受けました。
夕飯に冷たい食事をとることもありますが、温かい食事を食べることが多いです。
ドイツに留学中のホームステイ先では、夕飯に冷たい食事の出た日が時々ありました。
メニューはドイツのライ麦パンをスライスしたもの、チーズ、ハムにサラミでした。
ワインを勧められて冷たい夕飯をいただいたのですが、とても美味しかった記憶が残っています。
ホームステイ先のホストマザーのマリアンナは、お菓子作りだけでなくお料理もとても上手だったので、2時間煮込むような手の込んだ料理をよく作ってくれました。
手の込んだ料理を作る一方で、とても機能的な食卓作りをしていました。
煮込んだ鍋1つと茹でたじゃがいもの鍋を1つ。2つの鍋をテーブルの中央に並べ置き、人数分の大きな白いプレートとカトラリーを並べたら、食卓の準備完了でした。
つまり食卓を囲んでお鍋から取り分けて食べるという食事スタイルなのです。

マリアンナの家庭料理のうち、生のホワイトアスパラを茹でてホワイトソースをかけた季節の旬の料理は絶品でした!
ホワイトアスパラガスを店頭で見つけて「ホワイトアスパラの季節になったから買ってきたわよー」と、ワクワクした目でホワイトアスパラを見せてくれたマリアンナの笑顔を今も思い出します。
旬の時期が短いので、私のために絶対食べさせたい!と、マリアンナがホワイトアスパラガスの手料理でもてなしてくれた思い出の味です。
お庭のハーブをすり潰して作ったグリューネゾーセ(グリーンソース)を使ったフランクフルトの郷土料理も美味しくて、じゃがいもやお肉をソースにつけていただきました。

文豪ゲーテもフランクフルトのグリューネゾーセを好んで食べたそうな。
ハーブのかおるヨーグルトやサワークリームなどの入った爽やかな酸味あるグリーン色のソースで美味でした。
ドイツの家庭料理は手が混んでいるのに食卓はシンプルです。
お鍋が2つにプレートとカトラリーのみなので、洗い物も少なくて済みます。とても効率的なドイツ人の食卓が、私はとても気に入っています。
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